森町病院友の会は、森町病院について理解を深め、病院を支援するとともに自らの健康について学ぶことを目的に、平成22年9月、町民有志が中心となって設立し、今年で7年となりました。現在、役員13人が中心となり活動を展開しており、会員数は約230人です。
毎年4月に定期総会と講演会を開催し、年間の予算と行事予定を決めます。毎月1回の役員定例会で具体的な活動内容について話し合い、町内各地区を回って行う地域懇談会（出前講座）を年間に数回開催しています。多職種合同カンファレンスなどの病院行事へも積極的に参加しています。昨年からは、三倉大久保地内で月1回行われる森町家庭医療クリニック巡回診療の患者への送迎支援の活動も初めました。
対外的には、平成23年5月より地域医療支援ネットワーク協議会に加盟し、地域医療を支えていこうとする中東遠地域をはじめとする県内のグループとも交流しています。浜松医科大学地域医療学講座の山岡特任教授の指導のもと、中東遠地域の住民を対象として開催する「地域医療シンポジウム」では、他のグループとともに企画・運営を担当しています。
今後も地域住民と病院をつなぐ架け橋のボランティアとして、地域で懇談会を開き、住民の意見を聞き、医療の知識の普及と病院への掛かり方などの啓発活動を通じて、森町病院を側面から支えていきたいと思っています。