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院長あいさつ


公立森町病院 院長 中村 昌樹

院長 中村 昌樹

平成9年3月に森町病院が現在の場所に移転新築し、今年で満20年が経過しました。この間一貫して当院は、「地域とともにある病院」を目指し、地域医療に取り組んでいます。

病院移転前から現在に至るまで、在宅医療への取り組みは当院の特色として継続して参りました。病院移転の翌年、平成10年にボランティア組織「かわせみ」が発足、平成11年訪問看護ステーション開設、同時に看護部に退院支援を目的とした地域医療支援室を設置、平成12年から地域住民も参加した病院部署別の目標管理発表会を開始、平成15年オーダリングシステム導入、地域医療支援室設置、平成17年病院に隣接した老健施設と連携開始、平成21年回復期リハビリテーション病棟開設、平成22年住民有志による「森町病院友の会」が発足、同年静岡家庭医養成プログラム開始、平成23年森町家庭医療クリニック開設、平成24年在宅医療連携拠点事業を受けたことを契機として在宅医療支援室を設置し、在宅医療コーディネーターの育成に取り組み、同年多職種合同カンファレンス開始、平成26年電子カルテ導入、平成27年インターネットを活用し北部の中山間地域である三倉地区の巡回診療開始、平成28年地域包括ケア病棟開設と、ざっと振り返ると当院にとって目まぐるしく進化してきた20年間でした。

森町は古くは南北の塩の道として、また秋葉神社の参拝道として栄え、町内を流れる太田川をはさんで、多くの神社仏閣が存在し、祭りや伝統文化の残る由緒ある町であります。平成29年1月の高齢化率31.4%と10年後の日本の全国平均を先取りしています。その中で毎年発表される静岡県が独自に算出した健康寿命の指標である市町別お達者度では、常に県内で上位を占め、町民の医療への関心も高く、医療、介護、行政、住民が一体的に地域包括ケアシステム構築に向けて取り組む土壌が醸成されてきました。
平成24年に新東名高速道路が町内に開通し、平成27年に町内を走る天竜浜名湖鉄道の森町病院前駅が開業し、病院へのアクセスは格段によくなりました。静岡家庭医養成プログラムも本年3月5回目の卒業生を輩出し、今や家庭医もかかりつけ医機能や在宅医療の担い手として、地域住民にとって欠くことのできない存在となっています。救急患者の受け入れは基本的に当院で行っていますが、夜間当直には家庭医も加わり、当院で対応できない場合は磐田市立総合病院、中東遠総合医療センターのバックアップを受け、必要があれば隣の浜松医療圏にもつなげています。当院は、連携体制を構築することで地域に必要とされる医療に応えてきました。
今後も自治体立の中小病院として、地域包括ケアシステムの中心的役割を目指し、職員一丸となって努力して参ります。

平成29年4月 公立森町病院 院長 中村 昌樹